フルハーネスの安全帯を正しく使うには
高所で作業をする職業は色々あり、例えば屋根の修理などを行う工務店や、木の剪定などを行う植木屋さんなどが分かりやすいところだと思います。
こういった高い場所で作業をする職業を選んだ場合、よほどのベテランでない限り、「落ちたら怖いな」という恐怖心が頭をよぎるのが普通です。
あまり知られていないかもしれませんが、高さ2m以上の作業場で、しかも安全な足場を組むことができない状況では、フルハーネス型墜落防止用保護具というものを使用する必要があります。
しかし、いきなり安全帯を渡され、簡単に説明されたところで使いこなせるとは到底思えません。
そのため、高所で作業をする場合は、フルハーネスの安全帯を適切に使えるよう特別教育を受ける必要性が出てきます。
平成31年2月1日から労働安全衛生法第59条第3項に特別教育として追加されましたので、東京や千葉、神奈川周辺が生活圏内であれば、「技術技能講習センター」を利用すると良いです。
この会社は東京・千葉・神奈川労働局長登録教育機関であり、資格取得や技能講習、特別教育、安全衛生教育を行っています。
ここで、「技術技能講習センター」の墜落制止用器具使用従事者特別教育(フルハーネス型安全帯使用従事者)の講習を受けることができます。
受講料についてですが、5000円〜8000円程度でテキスト代が800円となっています。
受講料は会場やコースによって違っていますので受講の際は確認する必要があります。
自己流で墜落防止用保護具を使用するのはとても怖いことなので、ぜひ「技術技能講習センター」での受講をおすすめします。